冬の夜、サンライズ瀬戸で四国へ。

サンライズ瀬戸はいつもの東海道線のホームに

サンライズ瀬戸は、通勤帰りや忘年会帰りの乗車客で溢れた横浜駅の普通電車の東海道線のホームに、すこしレトロ感を漂わせる電車が入ってきたと思ったら、それが待ちわびていたサンライズ瀬戸でした。

各駅停車の東海道線に乗るのとかわりなく、日常感溢れるホームを後に、サンライズにチェックイン。

年末年始とお盆の帰省に、いままではずっと空の便を利用していましたが、学生の頃ブルートレインを利用して帰省していたことをふと思い出し、ネットで検索。

するとサンライズ瀬戸、サンライズ出雲なるものを発見!!

早速、近所にある観光会社で予約を入れました。

1か月前の発売と同時に5秒で完売してしまうと言われ、それでも自分の強運を信じて1カ月前の発売日まで待つこと1カ月余り・・・

待ちわびて諦めかけてた発売当日の夕方近くに、「サンライズツインとサンライズシングルが取れましたよ」の天使のような電話が♡

ホテルを小さくしたような2階建ての各部屋

 

電車に乗り込むと、ホテルを小さくしたような2階建てで左右に各部屋の番号の書かれたドアがずらり。

サンライズツインのある車両は、片側は窓で片側に大きい部屋が上下階にあります。

人が乗っていない部屋はドアがオープンになっている場合が多いので、他のタイプの部屋も覗けます。

2階建てベッドのようなシングルツイン、屋根裏部屋のような前面ベッドのソロ、カーペーット敷きの頭の部分に区切りのあるノビノビシート。

デスクに椅子、洗面台もついているシングルデラックス。シングルデラックスを利用の場合は、専用シャワールームが利用出来ます。

シングルデラックスでなくても、利用カードを購入すればシャワールームは使えます。

10号車にはミニロビーもあり、窓からの景色を眺めながら飲んだり話したりできるスペースもあります。

そして私達の部屋はツインでベッドが両脇に並ぶかなり広めの部屋と、夜空にアーチのカーブを描く大きな窓の下のベッドと靴脱ぎスーツケース置き場ほどのスペースのあるシングルです。

 

それぞれの部屋には、紙コップと浴衣とスリッパが置かれてありました。

ラジオと電源もあり、ちょっとしたデスクもあります。

私の部屋は1号車の1番。

寝るのがもったいないような、電車の揺れも気持ち良く、外に広がる景色を眺めながら、明日の朝は四国入り。

日の出とともに壮大な瀬戸大橋を通過

外の明るさを感じる頃、瀬戸大橋を通過。

深い眠りから覚め、でもまだベッドを出たくない気分・・・

小さな島が点在する穏やかな海を眺めていると、子供の頃に読んだ神様が雲の上から人間の住む島を作るシーンを思い出しました。

 

慌ただしい日常から、唯々そこに横になって車窓を眺める旅。

電車の揺れに身を任せて、非日常な空間移動はレトロ&リラックスな気分を届けてくれます。

高松に着いたら朝ごはんに讃岐うどんでも食べようかな。

投稿者プロフィール

チェリー
チェリー
No Surf No Life
20~30代はウインドサーフィンに狂い、40代からサーフィンにハマる。
波の無い週末は雪山でスノボーのカービングの特訓。
大学卒業後、土木関係、地下埋設物の設計、耐震関係のシステムエンジニア。
マル高で3人の子供を授かり、主人の会社の経営に携わる。
和太鼓同好会を結成、師匠を迎え子供達と共に地元を中心に活動。
近所の主婦友とランニングサークルを結成、週2回5キロのランニングを楽しむ。
フラを踊るのが大好きで、フラの精神が真髄。
子供と同じ趣味を楽しむ時間がなによりもの幸福な時間。

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