女性は男性よりも感情的だといわれています。普段なら喜怒哀楽がはっきりしていて天真爛漫な女性も魅力がありますが、仕事やビジネスの場面では感情が邪魔をしてしまうこともあるのです。自分のことをもっと理解して上手に感情と付き合えるようになることが成功のカギを握っていると言えるでしょう。私の感情のコントロール方法をご紹介します。
深呼吸をする
例えばカッとなってしまったときにすぐにそのままの感情を言葉にしてしまったり、態度に表してしまったりして後から後悔したことはありませんか?冷静になって考えたら、「あんな風に言わなくてもよかったなぁ」と思うものですよね。
あとから後悔しないためにも、一度深呼吸をして少しでも冷静さを取り戻す必要があります。これは感情コントロールの一つ目のステップと言えるでしょう。最初は意識が必要ですが、だんだん自然にできるようになるはずです。
感情が乱れてしまうところからは離れる
一息ついたら一度その場から離れてみるのもよいでしょう。一人になって落ち着ける場所でいつもの自分を取り戻すのです。
さらに、何度も感情が乱れてしまったことがある場所や人からは一定期間距離を置くことも必要です。一度離れてみてわかることがありますし、時間がたって少し成長した自分で対応することができるからです。感情が乱れやすい時って、自分に余裕がない時だったりもしますよね。
心に余裕を持てる状態に整えることを優先してみましょう。
点ではなく線で捉える
今起こっていることだけにフォーカスするのではなく、一歩二歩引いてこれから起こる先のことも視野の中に入れて捉えるということです。
感情的になるとどうしても今のことしか考えられず、視野が狭くなりやすいです。物事はすべて点と点がつながって、後から振り返ると線のようにすべてつながって起きていることがわかります。
例えば、「今私はこの状況が辛くて仕事を投げ出したい気持ちになっている。仕事に感情を持ち込んでしまっているなぁ。この仕事は上司の○○さんが私ならできると任せてくれた仕事。○○さんの期待に応えたい。そしてこれをやり終えたときにきっと私は頑張ってよかったと思い、今よりも自信がつくだろうなぁ。その後、後輩ができたら自分の経験からアドバイスしてあげられるカッコイイ先輩になれるかも。そんな自分になりたい!よし、頑張ってみよう!」というような考え方です。
この先で起こりうる理想の状況をイメージして自分のやる気につなげるパターンです。他にもいろいろなイメージの仕方はあると思うので、自分のやる気が上がり、楽しくなるようなイメージを点ではなく線で考えてみるとよいでしょう。
紙に書き出す
起こっていることや感じていることを紙に書き出して整理してみるのもおすすめです。
頭の中だけで考えていると、何度も同じことを考えて無駄な時間とエネルギーを費やしてしまいます。一度書き出し目で見てまとめてみると、自分の感情が乱れやすいポイントがわかってきますし、「今私はこんな気持ちなんだなぁ」と自分を受け止めてあげることができます。それだけで気持ちは落ち着くものです。そして、自分が感情的になるポイントもだんだんわかってくるので、それを知っていれば書き出さなくても対応できるようになってきます。
私も頭の中を整理したいときはよく書き出します。そうすると客観的にとらえることもできるのです。たまに感情的な自分に嫌気がさしてしまうこともありますが、それでは負のサイクルに陥ってしまいます。怒ったり悩んだりしている自分を悲観的に捉えるのではなく、第三者として自分を認めてあげることもできます。そのほうが心はずっと楽ですよね。
好きなことにフォーカスする
イラッとした時も、悲しくなった時も、やる気がなくなった時でも好きなことをしていればその間に気持ちが切り替わるものです。なので、これをすれば大丈夫!といえる項目をリストアップしておくことをオススメします。私のリストをご紹介しましょう。
・アップテンポで前向きな歌詞の音楽を聴く
・女子力満載なハッピーエンドの映画を見る
・外に出て散歩をする
・筋トレやウォーキング、ヨガなどの運動をする
・図書館や本屋さんなどの落ち着いた雰囲気のところに行く
というようにリストアップしておいてすぐできるようにしておきましょう。
まとめ
私自身、元々は感情のコントロールが苦手で仕事の合間によく泣いたり、愚痴を吐いたりしていました。ですがそんなことをしていても何もうまくいかないことに気付いたのです。自分で感情をコントロールしなければと思い自分に合ったコントロール方法を見つけ、それからは仕事も人間関係も順調です。
今回は仕事やビジネス向けの例を挙げて紹介しましたが、恋愛や友達、家族との関係でも役に立ちます。上記の方法の中からでもそれ以外でも、自分なりの方法ぜひ見つけてみてください。きっと何が起きても冷静に対応できるカッコイイ女性になれますよ。