[ナマズ捌き終わり]
前回の記事では、全長約60cmのナマズを食べるまでの準備についてお話しましたが、今回はその続編です。
つまり、捌き~食べるまでの内容をいよいよご紹介します。
(※関連記事⇒『怪魚の正体はナマズでした!⇒ナマズのその後は…!!(準備編)』)
※なるべく残酷な画像は載せないように配慮しましたが、苦手な方は心の準備をして読み進めてください。
頭を打つ&目打ち
ここは写真をあえて載せませんが、命を一つ消す作業をしました。
長い時間経つと苦しいと思い、頭部を思いっきり打ち、動かなくなったところを目打ちという予定でした。
しかし、頭部はすごく硬いので思いっきり叩いても中まで力が伝わらなかったようで、何度か叩く必要がありました。(すぐに楽にしてあげられなくてごめんなさい。)
次は目打ち、キリを目の部分に刺して、台に固定するのですが、硬くて刺さりそうもありませんでした。
苦戦しているうちにヌルヌルが復活してきたので、電動ドライバーでネジをねじ込むことにしました。(とても残酷な姿でした。)
ようやく目打ちができたので、いよいよ捌きます。
ここで包丁が万能包丁しかないことに気づいたのですが、ここまできたら引き返せないので、そのまま続行しました。(捌き台よりも出刃包丁を先に用意するべきでした。)
捌く!(外編)
[捌く様子]
ようやく包丁を使う状態までたどり着き、まずは背中から包丁を入れ、背開きにすることにしました。
しかし、ここでもかなり苦労しました。表面がブニブニなので、包丁がなかなか刺さりません。やっぱり出刃包丁が必要だったのかもしれませんね。
何とか背中を開き、頭部を落とそうとしましたが、今度は骨が硬い!
キッチンバサミで切った方が良いという情報も調べてありましたが、用意するのを忘れていました。しかし、取に行ける状態ではなかったため、包丁で叩くように切り離しました。
何とか頭部と内臓を取り除き、残りは家の中で捌くことにしました。
捌く!(家の中編)
[捌き中(家の中)]
さあ、ここからは白身の魚を捌くのと同じ様なものです。
黄色い部分は臭みが強いらしいので、黄色い部分をなるべくそぎ落とし、切り身にしました。
[切り身]
骨の無い部分を蒲焼用、唐揚げ用、てんぷら用に、骨の部分は塩焼き用に分けました。
味見
[フライパンで調理中]
捌き終わると本当に白身のお刺身の様でした。
生のまま食べたいという子ども達でしたが、さすがにお腹を壊すといけないので、フライパンで焼いたものを醤油で味付けをして食べてみました。
最初は勇気が必要でしたが、一口食べてみると・・・「美味しい!」
あくまで魚なので、醤油が合うのでしょうか?鶏のササミと白身魚の間のような感じでした。
料理~からあげ編~
では、さっそく料理をしていきましよう。
[②の様子]
① 骨の無い部分をぶつ切りにし、ビニール袋に入れ、醤油とにんにくで下味をつけてお
きます。
② 30分程度漬け込んだら、別のビニール袋に移し、片栗粉を入れてビニール袋ごと振っ
てまぶします。
[揚げた様子]
③ サラダ油を170℃程度に熱し、全体が白くなる程度まで揚げ、一旦取り出します。
[から揚げ完成!]
④ 180℃程度で再度揚げて完成です!
から揚げは下味をつけてあったので、そのままでも何とか食べることが出来ましたが、どことなく臭みを感じました。
そこで、塩コショウやとんかつソース等でさらに味をつけてみると、美味しく食べることが出来ました。
料理~蒲焼編~
[餅焼き網]
① 餅焼き網をガスコンロの上にセットします。
(本来であれば炭火で焼きたいところですが、準備が大変なのでガスコンロを使用し
ました。)
[蒲焼準備]
② ナマズの切り身に竹串を刺してひっくり返しやすいようにし、焼いていきます。
[白焼き状態]
③ 両面を焦がさないように、白焼き状態まで焼きます。
[作成したタレ]
④ 醤油、砂糖、みりん混ぜて加熱し、よくまぜてタレを作成します。
[タレをぬった様子]
⑤ タレをぬり、再度焼くを何度か繰り返してじっくり焼きます。
[蒲焼完成!]
⑥ 何度か繰り返し焼いたら完成です!
どことなく臭みがあるような気もしましたが、食べられないほどではなく、タレの味で食べやすかったです。
身が厚いので、焦がさないようにじっくり焼く必要があり、完成まで時間がかかりました。
から揚げの方が楽でしたね。
その他料理
ここからは料理手順を省きますが、完成写真と感想をご紹介します。
[天ぷら]
天ぷらは、から揚げと同じような感じと思っていましたが、下味をつけなかったので、そのままでは臭みがあって食べられませんでした。
天つゆをしっかりつければ食べることができました。
味をしっかりつけないと無理だということが分かりました。
[フライパン焼き]
最初はグリルで塩焼きにしようと思っていましたが、塩だけでは臭みが残りそうだったので、フライパンで焼き、塩コショウ+醤油でしっかりと味付けをしました。
しっかりと焼いたおかげか、味付けのおかげか、臭みもそれほど気にならずにいただくことができました。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました。いかがでしたか?
捌くスキルが低いのと出刃包丁が無かったので、とても大変でしたが何とか捌くことが出来ました。
そしてもちろん、全部残さずいただきました。一度に色々な料理を作ることは出来なかったので、冷凍保存をしておきました。
貴重な体験をさせてくれたメタウォーター下水道科学館あいちの方々、ビオピースの方々、ありがとうございました。そしてナマズさん、大切な命をありがとう。ご馳走様でした。
・【メタウォーター下水道科学館あいち(旧 愛知県下水道科学館)】
下水について学ぼう!!愛知県下水道科学館 ご利用案内 : 愛知県下水道科学館 - www.eppy.jp |
・【ビオピース】(ビオトープ)
メール:biopeace2009@yahoo.co.jp
【愛知県下水道科学館ビオトープの会「ビオピース」】 愛知県下水道科学館ビオトープの会「ビオピース」 - gooブログ |
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