日本三大花火大会のひとつ！一度は観たい圧巻の長岡まつり花火大会

みなさんは新潟県長岡市で開催されている「長岡まつり」をご存知でしょうか？
山下清画伯の「長岡花火」でご存知の方もいらっしゃると思います。
毎年8月1、2、3日と3日間通して行われているお祭りで、たくさんの人で賑わっています。特に2日と3日に行われる花火大会は日本三大花火大会の一つで、「有名花火師が選ぶ花火大会厳選１０選」で位を獲得したこともあります。年々、花火も豪華になり、来場者が増えています。
私は新潟県が地元ですので幼い頃から花火と共に成長してきました。新潟県では有名過ぎる花火ですが、まだまだご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方や、これから観に行ってみたいとお考えの方に長岡花火の歴史、見どころについてお伝えしていきたいと思います。

長岡花火の歴史

そもそも長岡花火はいつから始まったのでしょうか。
実は長岡花火は昭和20年8月1日にアメリカ軍によって行われた空襲の戦災復興祭です。空襲の1年後に長岡復興祭という名前で始まりました。しかし、空襲の前にも長岡では明治12年にお祭りが開かれていました。千手町八幡様のお祭りで9月14日と15日開かれていたそうです。

戦争によって日にちは変わりましたが、明治12年から続いている歴史あるお祭りです。
 
 

長岡花火の見どころ

長岡花火のみどころは、なんといっても「フェニックス」です。フェニックスは平成16年に発生した中越大震災から始まった花火で、この頃から花火がどんどん豪華になったのをよく覚えています。

花火の打ち上げ範囲が2キロ、約10箇所から約5分間の音楽に合わせて打ち上げられます。花火の全てをスマートフォンやカメラに収めようとしても収められないほどです。
この時に流れている平原綾香さんの「JUPITER」が感動を誘います。

フェニックス以外にも音楽に合わせて打ち上げられる花火はいくつかあります。天地人花火、米百俵花火です。天地人花火は、大河ドラマがきっかけとなり打ち上げられるようになりました。力強い迫力がある花火です。

米百俵花火は尺玉が100発次々と打ち上げられる花火です。こちらの花火は花火大会の最後に打ち上げられることが多いので、最後の締めという感じの花火です。渋滞を避けて帰られる方がたくさんいらっしゃいますが、そういった方は車の中や帰り道の途中で見ることになります。

その他にも、その年によって様々な音楽付きの花火が打ち上げられます。どれも人気のある花火なのでお時間がある方は、ぜひ最後まで見ていただきたいです。
 
 

おすすめの観覧スポット、穴場スポット

長岡花火は川で打ち上げられます。会場には大手大橋と長生橋の2本の橋がかかっています。その2本の橋からナイアガラの滝の花火が打ち上げられます。

観覧席は川を挟んで東側と西側にそれぞれあります。

川の東側は長岡駅側になっていて、新幹線や電車を使う方におすすめです。ただ、東側は無料の観覧席が少なく、一番花火がよく見える中央は全て有料観覧席です。
長生橋側と大手大橋の右側に無料観覧席があり、そちらで観覧することができます。

ここでおすすめなのが、大手大橋側です。長生橋側は、比較的空いていて三尺玉を近くで見ることができますが、フェニックスを正面から見られません。花火をしっかりと楽しみたい方は必ず大手大橋側で観覧してください。
特に大手大橋側でも、あまり橋に近づき過ぎますと低い花火が見られません。
花火会場の手前にウオロクというスーパーがありますので、そのスーパーの裏の道をまっすぐ抜けた場所が一番きれいに観覧できると思います。
※観覧チケットのない方は長生橋～大手大橋間の土手は通れませんので注意してください

・大手大橋地図

グーグルマップで見る

次に、西側の観覧席ですが、こちらは東側に比べて無料観覧席がたくさんあります。実は、土手沿いに商業施設のアピタがあり、そこのフードコートからも花火が見えます（笑）

一番のおすすめは、陸上競技場付近です。こちらからは2回のナイアガラの滝もしっかり見え、フェニックスも正面から見られます。ただ、いい席でもありかなり混雑します。もう少し混雑を避けたい方は、ナイアガラの滝は見られませんが、子育ての駅千秋てくてくの前あたりがいいと思います。

いずれにしても混雑しますので早めに席取りをしないと、席がなくなってしまいますので注意してください。
無料観覧席の席取りは並びます。開場は昼12時ですので、2時間前には花火会場についていた方がいいと思います。
 
 

まとめ

花火当日は8月で夏本番という時期です。かなり暑いので、熱中症対策は十分に行ってください。新潟県は1年を通して天気が悪い日が多い県ですが、長か花火の日は、過去に1度小雨が降りましたが、その日以外は全ていい天気で花火を中止した年がないです。これを期に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも参考にしていただけたら幸いです。

長岡まつり2017