ストレッチの効果

 
・痛みの改善
同じ姿勢を続けることや運動不足は腰痛や肩こりなどの原因の一つでもあります。そういった習慣が続くことで、血行が悪くなり疲労物質が蓄積してしまうのです。ですので、気づいたときにまめにストレッチをすると筋肉が収縮して血行を促進し痛みが起こりにくくなります。
 
・柔軟性向上
ストレッチは一度行うと筋肉はほぐれ少し柔らかくなったように感じられます。ですが、しばらく行わないとまた硬くなってしまうのです。ですから、継続して行うことが大切です。一日一回少し時間をとって行ってみましょう。焦らず気長に行うと少しずつ柔らかくなっていくのを実感できますよ。
 
・体調管理
ストレッチが習慣になってくると体調や疲れによって筋肉の硬さが違うことに気付くはずです。
これは毎日行っているからこそ分かるものなのです。調子がいい時は難なく気持ちよく伸ばせるけど、疲れていたり体が重く感じたりしているときはびっくりするくらい硬くなっています。そんな時ほどやさしく念入りにストレッチをします。
体調や疲れている場所によって内容を変えながら行ってみてください。
 
・ダイエット
ストレッチをすることが運動になって痩せるのではなく、ダイエットは副次的な効果といえるでしょう。
ストレッチをすれば血行が促進され代謝が上がりやすくなります。そして、柔軟性が向上すれば体の可動域が上がり活動量が上がるため1日の消費カロリーが上がりやすくなると考えられます。
即効性は望めませんので、こちらも気長に行うことで結果的に引き締まってくるものです。

運動をしている方でもストレッチは必ずセットで行うことをおすすめします。ウエイトトレーニングや有酸素運動を行ってそのままにすると筋肉は疲れがたまって、より硬くなりゴツゴツした筋肉になりやすいです。ストレッチをすることで疲労物質が流れやすく女性らしいしなやかな筋肉になりやすいのです。
 

私の体験談

 
私は学生時代にバレーボール部でジャンプをするための筋肉がしっかりついていたので、腿やふくらはぎはとても太かったです。ですが、バレーボールをやめてストレッチを続けていたら少しずつ細くなっていったのです。きっとストレッチをしていなければジャンプをするための筋肉は使わないので落ちていきますが、きっと脂肪もついていたと思います。
ですが、ストレッチを続けていたおかげで余分な脂肪はつかずメリハリのある脚になったのだと思います。そして、今では180度の開脚もできちゃいます。
体が柔らかいってとっても心地よく過ごしやすいですよ。
 

ストレッチのポイント

 
・体を温めてから行う
体を温めてからストレッチをすると血行が良くなり、筋肉が伸びやすくなります。
ですので、運動前であれば軽くウォーミングアップをしてからのストレッチ、夜であればお風呂上りのストレッチがベストです。
お風呂上がりの軽いストレッチは心身ともにリラックスできるのでとてもオススメです。
 
・ゆったりとした服装で
例えばジーパンのような締め付けのある服装ではなかなかリラックスできません。できるだけリラックスできるようにトレーニングウエアやパジャマなどのゆったりした服装で行いましょう。ふーっと力を抜いて様々な動きができる服装を選んでみましょう。
 
・頑張らない
体が硬いと感じている人は、ストレッチは辛いものだという認識がある人が多いように感じます。
それは大きな間違いです。
ストレッチは無理やりに痛いほど頑張らず、イタ気持ちいい程度に行うほうが効果的です。もしストレッチをしているときにしかめっ面になっていたら、少し緩めてあげましょう。
「余分な力が抜けているかな？リラックスできているかな？」と問いかけながらやってみましょう。
 
・自然な呼吸をしながら
ストレッチが終わったころに息が上がってゼーゼーする！というような頑張るストレッチをしている方が案外多いように感じます。「頑張って伸ばさないとー！」と思って気づいたら息が止まってしまうほど頑張ってしまうのだと思います。
ですが、息が止まると筋肉の力が緩みにくいので十分に伸ばすことができません。
力を抜いて自然な呼吸を心がけましょう。
 
・10~30秒伸ばす
リラックスをして呼吸をしながら一か所につき10~30秒伸ばしましょう。さらに、1回よりも2回目のほうが力を抜いて伸ばしやすくなるため、一か所につき2~3セット行うとよいでしょう。
1回目と3回目の伸び具合を比べると違いがよくわかりますよ。
 

まとめ

私の体験談と共にストレッチの効果とポイントをご紹介しました。ストレッチは心身ともにリラックスできてとても気持ちのいいものです。トレーニングのように頑張るものではなく、入浴やエステのように自分の体を癒すケアのように考えると生活の中に取り入れやすくなると思います。
体が柔らかいととても過ごしやしやすく、見た目も若々しくいられます。もちろん柔らかすぎでは逆にケガをしやすくなるので、筋肉とのバランスが重要です。力を入れると硬くなり、力を抜くと柔らかくなる筋肉が理想的です。

力を抜いても硬い場合はストレッチを積極的に取り入れ、力を入れても柔らかい場合は筋トレとストレッチをバランスよく行いましょう。そうすることでメリハリのある女性らしい体に近づくことができますよ。ぜひ生活の中にストレッチの習慣を入れてみましょう。