耕うん機体験&苗床作りに参加してきました!
[耕うん機指導中]
田植えの時期は、地域によっても違いますが、中部地域ではおおむね5月~6月頃のようです。その前段階として、耕したり、苗の準備をしたりしなければいけません。
今回は、いつもお世話になっている『メタウォーター下水道科学館あいち』(旧『愛知県下水道科学館』)のビオトープにて、田植え準備のお手伝いをしてきましたので、ご紹介します。
(※関連記事⇒『子供と一緒にでかけよう!雨でも晴れでも無料で遊べるおススメスポット』)
田植え準備
[種もみ準備]
田植えの準備では、主に以下のようなことを行いました。
- 耕す(小型耕うん機使用)
- 入水
- 代掻き
- 稲の苗床作り
- 種もみ蒔き
耕す
[耕うん機 初体験]
田植えをする予定の場所は、草がたくさん生えていましたが、草を抜かずにそのまま耕うん機で耕しました。
[エンジン始動中]
使用した耕うん機は、小型のもので、レバーを握ると進むものでした。エンジンで直接動くので、まずエンジンをかけます。車のキーのように回すだけではなく、ロープを勢い良く引っ張ることで、エンジンがかかります。
エンジンをかけたら、耕うん機で耕し始めます。最初はビオピースの方に教えていただきながら、一緒にやっていただきましたが、途中からは子どもだけでやる事ができました。子ども一人でやり始めた時は、内心ヒヤヒヤしていましたが、だんだんと安心して見ていられるようになりました。
田んぼ一面に生えていた草は、土の中に混ぜ込まれていきましたが、耕した場所はデコボコした状態のままでした。「これで本当に終わり?」というような状態でしたが、次の工程へ進みます。
入水
[入水中]
入水は草むらに隠れていた止水栓を緩めると、水が流れるようになっていました。
しかし、栓を緩めて、しばらく待っても田んぼに水が流れてきません。「あれ?おかしいな?」と、水が流れてくるはずのパイプ探しです。
皆で少し探すと見つかり、無事に田んぼに入水開始できました。
どこからくる水かと思っていたら、隣の下水処理場で処理された水を使用しているのだと教えていただけました。
人が飲む水をジャージャーと使っていたら、「もったいない!」ですが、ここは下水道科学館!隣には『日光川上流浄化センター』があります。それを使わない手はないですよね。
代掻き
[入水した田んぼ]
デコボコ状態に耕した田んぼに水を入れるところまできましたが、やっぱりデコボコのままです。
これでは、稲の苗を植える時に浅い場所と深い場所ができてしまいます。また、土も大きな塊のままです。そうならないようにするのが、代掻きです。
ビオトープでは、長靴を履いて、水の入った田んぼのあちらこちらで足踏みをしていました。やっている子ども達は楽しそうでしたが、服は泥だらけだったと思います。
田植え時期にビオトープへ遊びに行く場合は、思いっきり遊ぶ子ども達のために、タオルや着替えが必要です。大人も巻き込まれる恐れがあるので、気をつけましょう。
稲の苗床作り
[稲の苗床と種もみ蒔き]
さて、田んぼの準備はだいぶ出来たので、次は稲の苗を育てる苗床作りです。
稲の苗床とは、種もみを蒔き、苗を育てる場所のことです。
農家さんではまた違った方法で行っていると思いますが、ビオトープでは色々な方法で苗を育てるそうです。何でも試してみる精神が良いですね。どれが一番丈夫な苗ができるのか楽しみです。
色々な苗床方法
苗床方法には、以下のようなものがありました。
[底泥かき混ぜ中]
①池の底泥を乾燥させた土を砕き、水を入れてドロドロにしたもの。(今回初の試み)
[ペットボトル苗床]
[赤玉土]
②赤土という市販の土をペットボトルに入れて、水を入れてミニ温室にしたもの。
[仕切りのある苗ポット]
③仕切りのある苗ポットに土を入れて、ペットボトルのイカダを作り、水に浮かべたもの。
[発泡スチロールイカダの苗床]
④浅い入れ物に土を入れて、発泡スチロールのイカダを作り、水に浮かべたもの。
種もみ蒔き
[種もみ選別]
種もみは、全部蒔くのではなく、容器に種もみと水を入れ、沈んだものだけを使います。種の状態で、良い物とそうでない物を区別するためです。このように選別した種もみを、作った苗床に蒔きます。
※どの方法も、最後に種もみが鳥に食べられないよう、ネットをかけて完成です!
家庭での苗床作り
[家庭で苗床に種もみ蒔き]
ビオトープでお手伝いした中で、家庭で一番やりやすそうだったのは、ペットボトルに土と水を入れる方法です。以前いただいた種もみがあったので、家でも挑戦してみました。
本当は赤土を買ってくるべきだったのですが、そこまでの元気が残っていなかったので、カブトムシとコガネムシの幼虫と一緒に持ち帰った土を使用しました。
2Lのペットボトルに土を入れるのは、とても根気が必要でしたが、子ども達が頑張ってくれました。さらに種もみを入れる時は、濡れているので思うように入ってくれず、やっぱり大変でした。
「ビオトープでやってこれば良かったのに…。」と子どもから本音が漏れました。次回はペットボトルを持参しようと思いました。
牛乳パックやバケツでも出来るそうなので、そっちを試せばよかったと少し後悔しました。
稲の苗が他の雑草に負けずに成長し、田植えが出来る大きさに育ってくれることを祈っています。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました。いかがでしたか?
お米を作ることの大変さを身をもって体験すると、農家さんの有難さが良く分かります。是非、自分自身で田植えから体験をして、ビオトープ米を食してみてください。今まで以上においしいご飯を食べられると思いますよ。
(※ビオトープでの田植えは、6月頃だと思います。詳細は、『ビオピース ブログ』にてご確認ください。)
・メタウォーター下水道科学館あいち(旧 愛知県下水道科学館)
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投稿者プロフィール
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アラサー2児の男子の母。多趣味。
興味のあることはまずやってみる精神で様々なことに挑戦。
知能ロボット系の大学を卒業し、教員免許を取得するが、企業に就職。
結婚&出産のため離職し、子育てに注力。
社会人になってから大型二輪、調理師免許、美容師免許等を取得。
現在は仕事に趣味に、充実した日々を送っている。
■ゆーゆのブログはこちら⇒http://ameblo.jp/jju-ujj3
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