[菜種]
春に黄色い小さな花を咲かせる、菜の花をご存知でしょうか?
アブラナとも呼ばれますね。
春の旬として、柔らかいうちにおひたしにして食べる方も多いのではないでしょうか?
今回はそのまま食べるのではなく、種にして油を搾る=「菜種油作り」ができるというので、『メタウォーターあいち下水道科学館』に行って来た様子をご紹介します。
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予定は未定
当初は、「菜種油搾り体験」とその油で「フライドポテト」や「ポップコーン」の試食会という予定でした。
しかし、油を搾る機械が故障してしまったので、予定変更となり、菜種を搾る準備までの体験となりました。
また、菜種油を使って行われるはずだった試食会の食べ物は、市販の油で代用して行われました。
予定はあくまで未定であり、変更もありえるという体験でもありました。
(菜種油搾りは、機械が修理されたら、開催されるということでした。)
菜種の事前作業
以前、初夏のビオトープについての記事でも少しご紹介したのですが、春に育った菜の花をそのまま種にし、収穫して乾燥させる事前作業がありました。
今回は、その続きの作業となります。
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菜種の分別作業
[菜種イベント様子]
事前準備で乾燥させた菜種は、乾燥した実のサヤや茎も一緒になっているので、種子だけに分別する作業があります。
以下にその方法をご紹介します。
[サヤが付いている状態]
①乾燥した菜種をサヤごとビニールシートで包む。
[みんなで足踏み]
②足で踏む。(思いっきり踏んでも大丈夫!)
[さらにシートを折りたたむ]
③さらにビニールシートを折りたたんで踏む。(ジャンプしてもOK!)
[網目のおおきなザル]
④網目の大きめなふるいにかけ、大きなゴミ(サヤや茎など)と種子を分ける。
[網目の小さなザル]
⑤さらに細かい網目のふるいにかけ、小さめのゴミを取り除く。
[種子より網目の細かいザル]
⑥種子より細かい網目のふるいで、細かいゴミが下に落ちるようにし、種子と分ける。
[分別後の種子]
⑦菜種の分別完了!
本来であれば、この後に搾り機で菜種油搾りができるはずでしたが、今回は機械の故障のため、ここまでの体験でした。
ただ、涼しい科学館の中での体験だったので、ずっと見ていても熱中症になる心配はありませんでした。
炭化燃料
[炭化燃料]
試食会用に、ガスコンロが用意されていましたが、バーベキューコンロも用意してありました。
そちらには普通の炭ではなく、「下水汚泥から作られた炭」が使ってありました。
この炭は、衣浦東部浄化センターという下水処理場で、水を浄化する際にできる下水汚泥から作られた炭だそうです。
碧南火力発電所では、石炭と混ぜて燃料として使われているそうですが、それを成型し、固まりにしたものがこの炭化燃料ということです。
(下水汚泥から炭を作ることができるなんて知らなかったので、驚きました!)
最初はなかなか火がつかなかった様ですが、燃え出すと火が長持ちしたということです。
火起こしは苦労するかもしれませんが、長くバーベキューを楽しむことができそうですね。
試食会
[ポップコーン完成]
菜種の分別作業は、涼しい科学館内で行われましたが、さすがに火を使う試食会は科学館のすぐ外にテントがあり、そこで行われていました。
包丁もまな板も用意してあり、水道も近くにあるので、普通にお肉を焼くバーベキューでもできそうな設備でした。
すでに作ってあった「フライドポテト」をモグモグ食べながら、フライパンで「ポップコーン」を作ってもらいました。
ふたの中を見るのは危険なので出来ませんが、「ポン、ポンッ」っという音が楽しく、味も塩味で美味しかったです。
違う試食会に…
[ザリガニの身]
試食会は、科学館とビオトープの入り口の間で行われていたのと、ビオトープの開放日だったので、釣ったザリガニがすぐ近くのバケツに入っておいてありました。
最初は地面を歩かせて遊んでいるだけだったのですが、子ども達が「ザリガニ食べたい!」と盛り上がってしまいました。
以前にご紹介したこともあるのですが、実はザリガニを…食べたことがあります。
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ザリガニ料理は、調理が残酷なのと、美味しく食べられる部分が少ないので、おかずにはなりませんが、1回くらいは試してみても良いと思います。
結局、ビオピースの方に「絶対食べる!」ことを約束して、調理してもらいました。
我が家ではホイル焼きにしましたが、今回は少量の油をフライパンに入れて揚げ焼きにしていただきました。
火が通ると色が赤くなり、見た目も美味しそうになります。そして、味も「カニの味」がして美味しいことは美味しいのですけれどね。
ザリガニの見た目はエビに似ていますが、味はカニなんですよ。
「美味しい!美味しい!」と、どんどん食べる子ども達、1匹かと思いきや、数匹は食べてしまいました…。
[こんなに食べました]
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました。いかがでしたか?
最終的には別の試食会も開催されましたが、そんな予想外の体験ができるのも楽しいと思います。
今回体験できなかった菜種油搾りは、また体験する機会があれば、ご紹介したいと思います。
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