私の住んでいる地域では「いのちの温かさ」を伝える
中学校での講座「赤ちゃんふれあい事業」を行っています。
先日子供と夫と3人で参加させていただきました。
今回は「赤ちゃんふれあい事業」を紹介します。
赤ちゃんふれあい事業
次代を担う思春期の中学生が、妊娠や出産に関する知識を学び
赤ちゃんやその家族とふれあう体験を通じて
いのちの温かさを再確認し、豊かな人間性を育む取り組みをしています。
内容
市内中学校にていのちの大切さを伝える授業と
中学生と妊婦さんや赤ちゃん親子との交流授業を
1回につき1時間から2時間程度実施しています。
平成29年度は
平成29年5月から30年3月までの間に25校で実施が予定されています。
各中学校に10組~40組の親子を募集していて
妊婦さんのお腹の赤ちゃんの心音をきいてもらったり
妊娠中の思いなどのお話をします。
赤ちゃん父母は出産時の話おや育児のお話、
赤ちゃんの様子をみて生徒さんにだっこしていただいたりします。
参加の申し込み
私は市から送られてくるメールで赤ちゃんふれあい事業の存在を知りました。
赤ちゃん広場でもリーフレットが置いてあるのみかけました。
八南助産師会のホームページから参加登録をし、日程を選びます。
登録後は当日中学校に赴くまでは説明会などもありません。
子供がいると外出も大変ですから、その点も配慮していただいてるのかと思いました。
日程の確認もメールです。当日の流れや参加した方、生徒さんの感想なども
ホームページからみることができます。
募集対象は2歳未満の赤ちゃんと保護者または、
妊娠30週以上で正常経過の妊婦さんです。
当日
生徒さんたちは映像や模型を使いながら行う講義を受けてから
↓
妊婦体験ジャケットを使用した体験学習
赤ちゃん人形で重さや首のすわってない様子などを実感
妊婦さんにのお話を聞き質問したりお腹を触らせてもらっていました。
↓
乳幼児親子の待っている所に生徒さん5、6人が来てくれます。
おもちゃで一緒に遊んでもらったり、だっこしてもらったり
時間がきたら生徒さんが入れかわります。
この時に生まれてきた時の感想や育児で大変な事など
たくさん質問を受けました。
当日天気や体調が悪かったりした場合も無理しないで
「キャンセルしてくださいね」と言っていただいていたのでとても気がらくでした。
ふれあい体験途中イヤイヤグズグズがはじまったので、
控え室でおやつタイムをとりました。
途中で泣いてしまったり授乳やおむつ換えで席を外したり
子供の様子をみて時間より早く退校しても大丈夫です。
授乳室やおむつ換えスペースと控え室も用意していただいています。
スタッフの方にプチハンカチと塗る風邪薬をいただきました。
大切に使います!
各グループの中に助産師さんや地域ボランティアスタッフの方が同席し、
いろいろサポートしてくださるので生徒さんとも楽しく話せました。
とても有意義な時間を過ごせました。
まとめ
うちの子供は当日も会場で場所見知り、人見知り、イヤイヤが炸裂していました。
時間が経ってようやく慣れておもちゃで遊びだしましたが、
たくさんあるおもちゃに夢中になり過ぎて歩き回りはじめてしまいました。
そんな調子だったので「生徒さんにだっこしてもらえないな…」と残念で
申し訳ない気持ちでへこんでいました。
それを助産師さんにお伝えしたら、ふれあうことと同じく育児の話も生徒さんの
心に響きます。「気にしないでください」と言っていただけました。
このような取り組みが自分の学生時代にはなかったので、うらやましく思います。
是非今後も続けていってほしいです。
楽しい時間をありがとうございました。