[うどんカット中]
子どもの長期休み、どのように過ごしますか?どこかへお出かけも良いですが、天気の悪い日はそうもいきませんよね。
そんな日は、家庭で「手作りうどん」に挑戦してみませんか?
子どもは作る工程が楽しいですし、親はついでにご飯の支度も済んでしまうので一石二鳥です。
長期休みにやる事が無い!そんな時にぜひ挑戦してほしい「手作りうどん」をご紹介します。
材料
[今回使用した材料]
うどんは基本、中力粉で作ります。今回は中力粉の代わりに強力粉と薄力粉で作りました。(薄力粉のみ、強力粉のみでも作ることは可能です。)
分量は、『強力粉と薄力粉が同量、塩は強力粉の十の位と同じ分量、水は塩の分量を足して強力粉の分量になる』と覚えています。
(例)強力粉:50g=薄力粉:50g、
塩:強力粉が50gなので、50の十の位の5g
水:塩5gに45gを足すと強力粉の分量だから、45g
強力粉 | 50g | 100g | 200g |
薄力粉 | 50g | 100g | 200g |
塩 | 5g | 10g | 20g |
水 | 45g | 90g | 180g |
※薄力粉のみ、強力粉のみでも作ることが出来ますが、その場合は分量に注意してください。
作り方の流れ
[使用した道具]
うどんの作り方の流れを以下に記しておきます。
① 水と塩をまぜて塩水を作る
② 強力粉と薄力粉を量り、混ぜておく
③ 塩水を加え混ぜ、一塊になるまでこねる
④ 生地を休ませる(←ちょっと休憩)
⑤ つゆ・具材の準備
⑥ 足で踏む(←ココが楽しい!)
⑦ 茹でる準備
⑧ 切る
⑨ 茹でる
⑩ 盛付けて完成!
それでは、詳細とポイントを説明していきます。
①~③ 計量~生地作り
[計量中]
まず、計量カップ等の容器に水と塩を量り、塩水を用意します。
次にボウルをはかりにのせ、強力粉と薄力粉を量り、混ぜておきます。
[塩水投入]
塩水を加えます。
(本当は粉の中央に窪みを作り、そこへ塩水を入れると良いらしいです。子どもにやらせたので、そこは気にせずにこぼさない事に注意して進めました。)
[こねる]
一塊になるまでこねます。
(ボウルが動いてしまうとやりにくいので、押さえてあげると良いと思います。)
④ 生地を休める
[こね終了]
最初はボウルに生地がくっついてしまいますが、ある程度こねると、きれいにまとまります。
生地をフリーザーパック等の丈夫で清潔なビニール袋に入れて、生地を1時間ほど休めます。
この時間に少し休憩です。子どもの集中力は長く続かないので、ちょっと一休みさせてあげましょう。
しかし、他に気がいってしまうと、再開する時に戻って来てくれないこともあります。
そうならない様、次の⑤つゆ・具材の準備のお手伝いを頼むのも良いですね。
⑤ つゆ・具材の準備
[天ぷら]
うどんの食べ方にもよりますが、生地を切る前につゆや具材の準備もしておきましょう。
茹でてからすぐに食べることができるので、焦る必要がなくなります。
(今回は「天ぷらうどんが食べたい!」という子ども達の希望があったので、この時間に準備をしておきました。)
⑥ 足で踏む
[生地踏み中]
足でしっかりと生地を踏みます。ある程度広がったら、生地を折りたたんで再度踏みます。それを3~4回くらい繰り返します。
(しっかり足ふみをした方がコシのあるうどんになります。)
食べ物を足で踏むなんて抵抗があるかもしれませんが、子ども達はこの工程が一番楽しそうでした。歌を歌いながら足踏みをしていました。
(生地の様子が見やすいように、ビニール袋を直接踏んでいますが、気になる方は、別のビニール袋や新聞紙等で挟んで踏むと良いと思います。)
⑦ 茹でる準備
うどんを切る前に茹でる準備をしておきます。
大きめの鍋にお湯を沸かしておきましょう。お湯が沸くまでに時間がかかるので、先に準備しておかないと、せっかく切ったうどんがくっついてしまい、台無しになってしまうかもしれません。
⑧ 切る
[足踏み後の生地]
いよいよ切りますが、打ち粉をたくさん使うことを忘れないでください。
しっかり打ち粉をしないと、切った後にくっついてしまい、大変な事になってしまいます。
[生地のばし中]
打ち粉をたっぷりとした台で、生地をのばします。台からはみ出るので、生地にも打ち粉をしっかりとして、折りながらのばします。
[生地切り中]
打ち粉をしっかりとして、折りたたんだ状態で切ります。
茹でると膨張するので、食べたい太さより細めに切った方が良いです。
[切り終わり]
子ども達にも挑戦させてみましたが、細く切るのは難しかったようです。
太さがバラバラになってしまったので、太いものから時間差で茹でることにしました。
⑨ 茹でる
[茹で入り]
グツグツに沸騰した鍋に、切ったうどんの生地をほぐしながら入れます。
(全て切り終わった時点で、打ち粉をしてほぐしておくとバラバラにしやすいと思います。)
[茹で中]
まとめて入れてしまうと、くっついてしまうので、ご注意ください。
茹でている間も菜箸でほぐしながら、10~15分程度茹でます。
[茹で上がり]
茹で上がったら、ザルにあけ、水でよく洗います。しっかりとあらった方が美味しくなります。
⑩ 盛付け
[天ぷらうどん完成!]
盛付けは、お好みでOKです!ネギやワカメであっさりうどんにしたり、天ぷらを入れて天ぷらうどんにしたりと楽しんでください。
余った場合
[余りで焼きうどん]
美味しいうどんも一度にたくさんは食べられないですよね。
そんな時は茹でるだけ茹でておいて、清潔なビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存します。
次の日に、焼きうどん等にすれば、おいしく食べることができますよ。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました。いかがでしたか?
長期休みでおでかけしない時に、ぜひ親子で挑戦してみてください。その日はご飯の支度をしなくても良くなるのでお勧めですよ。
ただし、一緒に作るのは自分に余裕がある時にしてくださいね。子どもの失敗にイライラしてしまっては楽しくありません。
少しくらい失敗したって大丈夫!「自分で出来た!」という体験をさせてあげましょう。